【審査員コメント】
息をひきとる瞬間のおばあちゃんとおじいちゃんの光景が不思議と目に浮かびました。普段は頑固で感情表現をしないおじいちゃんが、おばあちゃんの死を目前に周りの目も気にせず抱きしめてしまったのかなあ、と勝手に想像が膨らんで。死の直前まで愛し愛される関係、とても素敵です。(木村 光希)【カメヤマコメント】
人前で手をつないだり、腕を組んで歩いたりすることなどしない、という時代に育ってきたお二人。けれど、息を引き取ろうとしているその瞬間、人目をはばからず思わず抱きしめたその姿に、言葉を超えたすべての愛が詰まっていると感じられました。その場で見守っていた家族の心に深く刻まれた名シーンですね。【審査員コメント】
飼い犬を友人のように感じていたのでしょうか。同じものを食べて楽しくおしゃべりしたかったのだと思います。『待て』と言ったことを後悔しているところも共感しました。(若林 剛之)【カメヤマコメント】
とっても仲良しだったのが伝わってきますね。作者のみゃさんが外出するときには「行っちゃうの?」と悲しそうな顔をしていたんだろうな、と想像しました。だから、今度生まれ変わったら人間同士でパフェを食べようと誘っているのかもしれません。人間と犬の種を超えての愛情が溢れる作品。カメヤマ商品詰め合わせ
【審査員コメント】
重い障害を負って生まれ、12歳で亡くなった息子さんの言葉『お母さんは悪くない』。本当にすごい言葉だったと思います。これほどの愛と感謝がこもった言葉はないでしょう。心から感動しました。(湯川 れい子)【カメヤマコメント】
天に帰った魂は再び生まれ変わるときに、自分で母親を選んでくると聞いたことがあります。丈夫に生んであげられなくてごめんねと、母親の立場からすると胸がしめつけられますが、このような言葉をかけてもらって救われますね。まさに金言です。気休めの言葉ではなく、本当にそうなのだと信じられる作品です。カメヤマ商品詰め合わせ
【審査員コメント】
息をひきとる瞬間のおばあちゃんとおじいちゃんの光景が不思議と目に浮かびました。普段は頑固で感情表現をしないおじいちゃんが、おばあちゃんの死を目前に周りの目も気にせず抱きしめてしまったのかなあ、と勝手に想像が膨らんで。死の直前まで愛し愛される関係、とても素敵です。(木村 光希)【カメヤマコメント】
人前で手をつないだり、腕を組んで歩いたりすることなどしない、という時代に育ってきたお二人。けれど、息を引き取ろうとしているその瞬間、人目をはばからず思わず抱きしめたその姿に、言葉を超えたすべての愛が詰まっていると感じられました。その場で見守っていた家族の心に深く刻まれた名シーンですね。カメヤマペット供養商品
【審査員コメント】
飼い犬を友人のように感じていたのでしょうか。同じものを食べて楽しくおしゃべりしたかったのだと思います。『待て』と言ったことを後悔しているところも共感しました。(若林 剛之)【カメヤマコメント】
とっても仲良しだったのが伝わってきますね。作者のみゃさんが外出するときには「行っちゃうの?」と悲しそうな顔をしていたんだろうな、と想像しました。だから、今度生まれ変わったら人間同士でパフェを食べようと誘っているのかもしれません。人間と犬の種を超えての愛情が溢れる作品。【カメヤマコメント】
旅行を楽しむよりも、この瞬間しか味わえない小さなかわいい孫の姿を目に焼き付けたかったのでしょうね。お祖母様の愛情がひしひしと伝わる作品。写真に映るお二人の姿が浮かんできました。【カメヤマコメント】
茜色に染まったバスの車内。まだ小さなコデマリさんの横に寄り添って優しく髪をなでるお母様は、慈しむような眼差しを向けて娘の幸せを願っていたのでしょうね。何気ない日常のワンシーンこそ、母の愛を感じることができるのかもしれません。ふたりの時間を大切に過ごしていたことが分かる作品。【カメヤマコメント】
大好きなじじがなぜトンネルに入っていってしまったのかが理解できず、3歳の小さな心は悲しみでいっぱいになってしまった。たくさんたくさん愛された記憶があるから、優しいじじに桜が咲く頃にまた会えると言って欲しかった。東京で頑張っている姿をきっと天国から見守っているでしょうね。【カメヤマコメント】
こんな男気溢れるプロポーズを聞いたことがありません。自分の身を捧げてでもこの人を守り抜きたいという、究極の愛の言葉。お二人の絆の深さもはかり知ることができる言葉に感動しました。【カメヤマコメント】
娘が一文字一文字綴ってくれた手紙は、どんな小さな紙に書かれてあるメモのようなものでも愛おしいものです。お母様が目を細めながら「大切なもの」と書いている姿が目に浮かびました。きっと何百回もその手紙を読んだのでしょうね。母の愛は永遠ですね。【カメヤマコメント】
何歳になっても親にとって子どもは子ども。産声をあげた日から大きく成長した姿までのことが、一瞬のうちによみがえるものです。きっと何かを悟っていたお母様は、これまでの娘の成長をその時々の表情や言葉や風景などもふくめて思い出していたのかもしれませんね。そして万感の思いで出た言葉。頭を撫でるのは、母から娘への最大級の愛情表現ですね。【カメヤマコメント】
魂が天国にのぼって、また生まれ変わり地球上に降り立つ「輪廻転生」は実際にある、と思える作品。縁が深い魂は再び出会えるのかもしれない、と思ったらとても心強いですね。まるでお兄様を見ているような感覚もあり、息子さんの成長も楽しみですね。【カメヤマコメント】
優しい笑顔でいつも迎えてくれていた保育園の先生。親にとっては、まだ小さな我が子を見守ってくれる頼もしい存在でもあります。そんな日常が、あの日…。命を張って子どもたちを守ってくれた先生。きっと天国から野球少年になった当時の泣き虫くんを見守ってくれていますね。【カメヤマコメント】
あまりにも短すぎる息子さんの人生。その続きが見たかったというお母様の切実な願いと深い愛情。来世はまた親子で一緒に過ごすと、強く念じれば叶うような気がします。想いは波動となって届くのだと思います。【カメヤマコメント】
お父さんとはつまり「旦那様」。新婚時代を経て、子どもを授かり笑いあり涙ありの忙しない働き盛りのとき。お互いを「お父さん」「お母さん」と呼び合って、家族のカタチをともに創り上げていった。何年連れ添っても、旦那様の奥様に対する愛情は目減りすることなく、結婚記念日に花丸をつけるほどラブラブ。理想の夫婦像がここに!【カメヤマコメント】
何気ない会話のようで、とてつもなく深い愛情を感じます。きっと、ともこさんはお兄様が15歳で亡くなったときからずっと共に生きて共に歳を重ねてきたのでしょうね。こんなときお兄ちゃんならなんて言うかな?どうするかな?と、心にはいつもお兄様がいらっしゃったのでは。お兄様もきっと同じ月日の分だけ、愛情を持って見守っていてくれているように感じました。【カメヤマコメント】
どんな美辞麗句より、嬉しい言葉だったのではないでしょうか。この言葉にはたくさんの感謝と愛が詰まっていますね。話すこともままならない最後の最後に、絞り出すように伝えた言葉は、奥様の生涯の宝もの。ステキなご夫婦です。【カメヤマコメント】
人に性格があるように、犬にも性格がありますよね。ともに生活をしていると、飼い主に似てくるとも。毎日の散歩が大好きだったんだろうな、だからいつも笑って嬉しそうだったんだろうな、と光景を思い浮かべながら読みました。鼻息の音や、チェーンの音がリアル感を増しました。そしてそんな日常からいなくなった後の静けさと虚無感。ステキな作品です。【カメヤマコメント】
家族としてともに暮らしているわんちゃんは、人間の心の機微を的確に感じ取ってくれますよね。悲しいときに涙が出るというのも理解している。言葉は交わさずとも、テレパシーのように心を癒してくれていたのでしょう。いつか虹の橋で会えるような気がします。【カメヤマコメント】
ネコちゃんの神秘的な能力はいろいろあれど、自分の死期を正確に感じ取っていたんだろうと驚かされた作品。家族への感謝を言葉にせずとも伝えることもできたのか、と思うと胸が熱くなりました。愛情深いネコちゃんです。【カメヤマコメント】
下校途中にふと目に入った黄色いかわいいタンポポ。「そうだ!大好きなじぃじにお供えしよう!」とピンと閃いたのでしょうね。そーーーっと持って帰って、仏壇に飾ろう♪と、わくわくしながら急いで帰って来たのでしょうね。その光景が目に浮かび、キュンとしました。目尻をさげて笑っているお祖父様のお顔も見えるようです。【カメヤマコメント】
母はいつでも、どんなときにも子を想うもの。見返りを求めない無償の愛を注ぐものです。間違いなく世界で一番かわいい娘さんになっていたでしょうね。思春期になれば会話の内容も変化して、女性同士のおしゃべりに花を咲かせていたのでしょうね。そんなお母様をいつも見守ってくれているような気がします。【カメヤマコメント】
大切な娘から何をもらっても嬉しい親心。お父様はきっと、大事な娘に気を遣わせないように「すぐに物を失くす」と言っていたのかもしれないな…と思いました。そうでなかったら、包装部材を大事に取っておかないのではないでしょうか。お父様の愛に溢れています。【カメヤマコメント】
頼りがいのあるお祖父様で、どんなことでも相談してきたのでしょうね。仏壇に運動靴が置かれている様子を想像するとプッと笑えて、子ども時代の素直な気持ちが出ているほっこり作品です。【カメヤマコメント】
きっとなんでも話せる頼もしいお母様だったのでしょうね。いつも仲良くおしゃべりしていた様子が思い浮かびました。人間の記憶の中で一番早くになくなるのが「声」と聞きますが、きっとお母様の声はずっとブラックベリーさんの脳裏に刻まれていくのではないでしょうか。カメヤマ商品 1万円分
(カメヤマ商品詰め合わせ)
カメヤマオリジナルグッズ
湯川 れい子/音楽評論家・作詞家
よい作品が多く集まったと思います。重い言葉もあったけれど、大賞、審査員特別賞候補を5作品に絞った結果、手を合わせる相手が「おじいちゃん」「おばあちゃん」「父親」「夫」「長男」と、重複することがなく、バランスの取れたよい作品が多かったのだなあと実感しました。コロナ禍で在宅の時間も長く、熟考していただいたのだろうと思います。郡司 麻里子/クロワッサン編集長
若い方の応募が想像以上に多くて驚きました。きちんとお仏壇に手を合わせている若い世代、頼もしい限りです。応募されたみなさんの気持ちに触れるだけでこちらまで様々な愛情を受け取った気分に。家族はいちばん近い間柄だけに、生きているといがみ合ったりすれ違ったりもするけれど、亡くなった後にこのような温かみのある関係性を築けるのなら、死ぬのも少しは怖くなくなるかも、と思いました。若林 剛之/SOU・SOU プロデューサー
心ゆさぶられる作品が多くありました。何気ない日常の1コマが描かれていてリアリティがあり、とてもよかったと思います。愛する人、ペットが亡くなるというのは本当に苦しいことだなと当たり前のことを考えさせられました。だからこそ伝えるなら「生きているうちに」ということですね。今年も審査に参加させていただき、感謝の思いです。木村 光希/株式会社おくりびとアカデミー 代表取締役
亡き人との思い出や言葉を糧に、今を懸命に生きる方々の作品に胸を打たれました。日々の行動や発言で、自分が去った後、残された人の人生が大きく変わることがあるので、改めて自分も気をつけようとも思いました。また今はコロナ禍でお別れの形も変化しています。お見送りに思いを残す人たちの作品がいずれ寄せられるかもしれません。どこにもぶつけられない気持ちを癒やせる場になることを心から願います。谷川 花子/カメヤマ株式会社 代表取締役会長兼CEO
今年も心を打つ感動的な作品が出揃いました。大切な方が亡くなって思い出すことは、死の間際の印象的なシーンと幸せだった何気ない日常。2人で分かち合った様々なことが「愛」として残るのだと思いました。そんな宝石のようにキラリと光る愛のお裾分けを今後も広げていきたいと切に願っています。そして区切りのいいところで歴代の作品を小冊子にまとめ、多くの方に読んでいただきたいですね。
【審査員コメント】
重い障害を負って生まれ、12歳で亡くなった息子さんの言葉『お母さんは悪くない』。本当にすごい言葉だったと思います。これほどの愛と感謝がこもった言葉はないでしょう。心から感動しました。(湯川 れい子)幼いはずの年齢なのに、悟りきったような言葉に驚きました。お母さんを心の底から愛していたからこそ、罪悪感を取り去り愛だけを残していかれたのでしょうね。(谷川 花子)
さくら貝さんはきっとお子さんのことでずっと自分を責めてきたのではないでしょうか…。ただ、この言葉でものすごく救われたと思います。亡くなった大切な人の言葉は、残された人にとって“生きる糧”になってくれることを証明する作品だと思います。(木村 光希)
現在は70代とのことなので、ずいぶん前のお話かとは思いますが、何年経っても母から子への思いは変わらない。いつも亡き息子のことを思っていることが伝わってきて、温かな気持ちになりました。重い障害のあった12歳の息子さんがそんなことを言ってくれたなら、まさに金言と思い選びました。(郡司 麻里子)
【カメヤマコメント】
天に帰った魂は再び生まれ変わるときに、自分で母親を選んでくると聞いたことがあります。丈夫に生んであげられなくてごめんねと、母親の立場からすると胸がしめつけられますが、このような言葉をかけてもらって救われますね。まさに金言です。気休めの言葉ではなく、本当にそうなのだと信じられる作品です。